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zoom RSS 会津若松ホームページ作成 春待つ蔵人:地酒探訪/4 会津若松・末廣酒造、新城猪之吉さん 

<<   作成日時 : 2012/02/24 12:55   >>

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新興市場へ進出、後れに焦り イベント契機に飛躍狙う
 「土壌、玄米、水を何段階にも検査し、安全を確認しています」。昨年12月、外務省の招へい事業で蔵を訪れた中国・香港の記者ら5人を前に、会津若松市、末廣酒造の新城猪之吉社長(61)は熱弁をふるった。言われの無い風評被害に苦しむ酒蔵や農家の実情が現地で報道された。しかし、いまなお中国・香港は福島からの食品輸入制限を続けている。
 同社の輸出販売は売り上げの1割以上を占めるまでに成長。アジア向けにさらに攻勢を掛けようとしていた。「これからだったのに」
 初めて海外進出したのは、20年以上前。「海外で人気」という評判を“逆輸入”し、日本酒離れが進む若者をもう一度ひきつけるのが狙いだった。
 パリに続いて国内の酒蔵約20社と共同で取り組んだ米国輸出は手応えがあった。冷蔵施設を完備した流通態勢は珍しく、国内の大手酒蔵とも差別化を図り、売れた。現地で会社を設立、営業マンも置いて販路を広げ、軌道に乗せた。「おいしいと言ってくれる人が世界にいる」。酒造りの自信につながった。
 しかし、震災前に酒を積んで出航していた米国行きの船便は、原発事故を理由に寄港を一時許されなかった。その後も検査のため留め置きされ、2カ月間輸出が止まった。再開後も、現地の店には「福島県産を売るのは難しい」と聞かされた。さらに痛手なのは、いまだに規制が解かれないアジアの国々だ。販売量自体は少ないが、国内各社が進出を狙う新興市場。後れを取るのには焦りを感じる。
 新興市場への輸出に取り組む酒蔵は県内にも多い。今年1月、県酒造組合長の立場で、外国人記者向けに東京都内で安全性PRと県産の新酒発表会を開いた。終了後、カナダと米国の記者が駆け寄り、言った。「今は、日本で福島が一番安心できる」。少しずつ、理解者が増えていることを実感した。
 一方、震災を逆手に取って関係を深めつつある国もある。多額の義援金を送ってくれたタイだ。今年3月、支援に感謝するパーティーが予定され、その一環として、福島の地酒を振る舞う企画を進めている。輸入規制もなく、他県の酒蔵もまだ本格進出はしていない。イベントを契機に飛躍を狙っている。
 苦しい時期でも、新城社長が世界進出の手を緩めない理由は、単なる販路拡大だけではない。夢があるからだ。「酒は幸せの元。震災だけではない。幸せを作れる福島ってすごいだろう。それをもっと世界の皆に教えてやりたいんだ」【泉谷由梨子】=つづく

 ◇商品紹介
 代表銘柄は「末廣」。やや甘口ながら、スッキリと洗練された味わい。商品ラインアップも豊富で、シャンパンのような微発泡酒「ぷちぷち」は、09年の米音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞の会場でパーティー酒として振る舞われた。

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